【御朱印】青森市 廣田神社②(ねぶた御朱印)
7/17〜8/7までの期間限定でねぶたの御朱印が頒布されるのに合わせて廣田神社へ参拝、授けて貰いました(^^)
江戸弘前藩上屋敷にて酒宴を開いた(三代目藩主)津軽信義公。沢山の大名がいらしていたのですが、あまりの酒癖の悪さに次々と席を立たれた激高した信義公が門外まで刀をもって追いかけています。
が、門外での刃傷沙汰はお家取り潰しにもなりかねない事態なので家老の進藤庄兵衛氏がお諌めするという場面です。
なんと、初穂料は千円でした。
今のところ私史上最高額(笑)
(後日、史上最高額は1500円になりました)
こちらは見開きの御朱印になります。
追記。
2018年から新しくねぶた大賞バージョンの現在御朱印が出来たそうで、そちらは通常版の廣田神社へ記事にしました。
気になる方はもう一つの廣田神社の記事を覗いて見てください。
【御朱印】青森県 長勝寺
弘前市内の禅林街と呼ばれる地区の一番奥にあるお寺です。
山門が立派です。
この禅林街と呼ばれる地区は禅(宗のお寺が)林(のようにある)街、ということで禅林街と言います。
禅宗のお寺のみを一角に集めるというのは全国的にもかなり珍しいそうです。
(地元だと当たり前過ぎてへぇ~状態でした)
長勝寺敷地内(手前の山門がブログトップの山門です写真)から見るとまっすぐ道路伸びていて道の脇には禅宗のお寺のみがずらーーーっと並んでます。(分かりづらい写真ですが…)
こちらのお寺は庫裡で拝観料300円を払うとお寺の見所をつきっきりで説明してくれます。(御朱印もこちらで貰います)
庫裡
庫裡(台所)は大浦城のものでこちらに移築したそう。武者足袋の跡が床に残ってました。
数年前に修理が済んだそうで、入った瞬間ヒバのいい香りがします。(思わずいいニオイ〜って言ってしまった(笑))
まだ私が小学生の頃に社会見学で行ってミイラの話で怖がった記憶が…(ミイラの写真を撮った人はもれなく死ぬという、エジプトのミイラの呪いばりの話があったんです。)
庫裡の中は写真とるのを遠慮しましたが、貴重な物が沢山ありましたし、話も興味深いものばかりでした。
庫裡のあとは外に出て蒼龍窟という五百羅漢が安置されている所に。
ここも写真は遠慮しましたが、五百羅漢は五百ないです。
昔は百沢寺というのがあったのですが明治になって神仏習合が廃止された時に寺と神社(岩木山神社)に別れ、寺は打ち捨てらてたため五百羅漢はそのへんに捨てらてしまったそうで、痛みの比較的少ないものを拾って来たそうです。
ちなみに…マルコポーロの像なるものもありました(笑)
あとは蒼龍窟のそばに件のミイラのお棺もありました。
ミイラ自体は木炭や線香、茶殻にかこまれて発見された後、遺体の痛みが始まったので津軽家の要請で火葬されたそうです。
御霊屋ゾーンへ向かいます。
そしてその隣には…
その隣はご正室の満天姫様の御霊屋です。
満天姫は徳川家康公のご養女で(兄弟の娘を養女にした)、最初は福島正則の養子(跡継ぎに恵まれなかった)の元に嫁がれたのですが、その後福島正則に跡継ぎが生まれてしまい、我が子に継がせるにはこの養子は邪魔だ、という事で家康公に(養子は)乱心したと報告し、幽閉 の末餓死してしまったため、満天姫は未亡人となり徳川に戻ってきます。
実はこのときには元夫との間に子供がいます。つまり子供を連れての出戻りなのです。
このあと北の守りを重視した家康公の采配により津軽家の信枚公のもとに嫁がれます。
(もともと石田三成公の三女(辰姫、のちの大舘御前)が信枚公のもとに正室として嫁がれているのは割愛)
ようやく安住の地を手にした満天姫ですが、後々元夫との子が福島家の正式な跡取りは自分だと家康公に名乗るのだと聞かず、津軽家のお家の為に子供を毒殺するという泥沼もありますがこれも割愛。
江戸の世で国替えもなく、弘前藩の領地が明治まで安堵されていたのは満天姫やその後に嫁がれた徳川の姫君方のご尽力あってのものだと説明を聞きながらひしひしと感じました。
三代目信義公の御霊屋です。
ちなみにこの三代目の母は満天姫ではなく石田三成公の娘辰姫(大舘御前) の子です。
六代目信著公の御霊屋。
四代目からは天台宗に宗派に変わった為御霊屋では無くなったのですが、六代目はご先祖様の隣にお墓を…とのご遺言で隣にいらっしゃいます。
その他代々のお墓も。天台宗としても埋葬なので趣が変わります。
ちなみに、御霊屋の後ろは崖と川があるそうで、船着き場の跡もあるそうです。
このお寺は緊急時は第二の城として機能するように作られてます。
300円納めました。
拝観が本当にオススメです。
案内する方も津軽弁ではなかったので(ニュアンスは別として)ネイティブ津軽でない方も大丈夫だと思います!
拝観と御朱印を一緒お願いするとスムーズです。(*^^*)
ちなみに…
このあと四代目信政公にどーしても会いたくて、信政公の御廟がある高照神社へ。(霊感全くないのでリアルに会えませんが…(笑))
信政公は吉川神道を修めた方なので神様として高照神社に祀られています。
神社の拝殿や本殿脇を通って御廟へ続く道へ。無人の神社なので人がいなくて独り占め状態。
こんな小道を歩きます。
すると…
うわぁ…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
見えました!御廟です。
ひっそり、でもすごく静かで神聖な雰囲気。
見上げると空が本当にキレイでした。
7月後半に東京へ御刀&御朱印ツアーする予定なので無事に行って帰ってこれますように…とお願いしてきました(*^_^*)
【御朱印】青森県 誓願寺
面白い形の山門です。
横には色々と説明書きがあります。
何と!弘前藩の軍師のお墓もあるそうです。
最後にもちろんお墓参りさせてもらいました。
ちなみにこの山門の後ろには、
鶴と
亀がいます。
本堂の中へ・・・
きらびやかな装飾。
この角度からはよく見えませんがご本尊の如来様がいました。
口にお金を入れて頭をナデナデすると頭が良くなるそう…勿論ナデナデしてきました。
一旦本堂を出て、横の玄関をあけると韓国ドラマを見ていた奥様がいらっしゃいました。
あ、忙しい時にスイマセン…(´・ω・`)
でも、奥様はお話好きなようで御朱印を待つ間、「何処からきたの?」「色々回ってるの?」「歴史好きなの?」と色々話し掛けてくださいました。
なんでもこちらのお寺で時々埼玉から琵琶を引く方がいらっしゃって琵琶の演奏があるそうです。
琵琶は聴いたことない〜!雅だ〜!
あ、そういうことじゃないって?(´・ω・`)
私が琵琶にあんまり食いつくものだから、今度秋にも琵琶の演奏があるそうなのでお知らせしますね!とお約束してもらえました!!
琴や三味線、笛とかは聞く機会あっても琵琶の生演奏ってレアだな〜!!
300円納めました。
【御朱印】青森県 花松神社
七戸町にある神社です。
グーグルマップの案内で向かったのですが、結構人気の少ない小さな集落へ案内されるので、「だ、大丈夫…?本当に神社ある?」と不安に。(以前、全然違う山道案内されたことのある人)
ちゃんと、到着しました…!(当たり前)
山の中にひっそりと鎮座していて、とにかく木が太い、そして太い木が多い…!という印象。
御祭神は保食命です。
手水舎のところに十和田神社の占場のようなこよりを作って占う小さな占場がありました。
小さいけれども、スカッと明るい雰囲気。
阿吽の狛犬が私好みでした(^^)
\写真か?格好良く撮ってくれ/
\うむ。遠いとこからきたのじゃな/
拝殿はこんな感じ。
御神馬の像も。
社務所は無人で閉まっていて、御用の方はインターホンでどうぞ、と張り紙が。
インターホンで呼ぶと「自宅にいるので自宅へどうぞ」とのこと。
自宅へ行くと御神職さまが玄関前で待っていてくれました。
優しいおじいちゃんが御神職さま。80過ぎてもまだまだお元気な方で御朱印を待つ間、沢山お話させてもらいました。
お伊勢さんに行ったことのある方に「伊勢神宮みたいな大きい木が沢山あって小さなお伊勢見たいだね」と言われたことがあるそうです(*^^*)
カレンダーも頂いて、素敵な御神職さんにお会いできて良い参拝ができました。
【御朱印】青森県 円覚寺
深浦町にある県内屈指の古刹、円覚寺にお邪魔させてもらいました。
33年毎にご本尊のご開帳があるそうで、来年ご本尊の十一面観世音菩薩がご開帳になります。
山門の天井には立派な龍が。
山門を抜けるとまずご神木があります。
ご神木から紅白の綱が伸びています。
この綱を額に当てて九字を唱えてください、と看板があったので帰りに九字を唱えました。
九字を知ってても唱えたのは初めて…(ドキドキ)
個人的にこのお寺とっても雰囲気が良くて好きです。
心が穏やかになるような雰囲気で、「あ〜素敵だな〜」と、しばらくここに留まりたい位でした。(御朱印に興味のない連れがいたので長い時間はいませんでした)
300円納めました。
ちなみに…このあと、少し足を伸ばして十二湖へいき、青池も見てきました。
小さい頃に両親と叔母家族でキャンプに行って見た以来だったのですが、様変わりしていてびっくり。
道が綺麗に舗装がされていて観光地化してました。
曇り空だったので、晴れの日だともっと青かった記憶…。
この青い色は未だ何故こうなるのか解明されていないそうです。
2018年7月追記。
33年に一度の御開帳へ行ってきました。
山門前の仮設で拝観料2000円をお支払すると、
お守り二種類と、割符(願い事をしながら割り、片方は自分が持ち、もう片方はご住職が後で護摩祈祷してくれるそうです。)十一面観音の書かれた記念の散華がいただけます。
階段を上がり本堂へ。
普段はたまに津軽三十三ヶ所霊場巡りをする人にしか会わない(もともと山伏寺で、檀家は持っていないご祈祷寺の為)のですが、33年に一度の御開帳なので、イベントがない日でも結構賑わっていました。
御本尊は大体五人一組くらいで回ります。
まず、山伏らしきの格好をしたお坊様に内陣でお清めの祈祷をしていただき、前のグループが御本尊へのお参りを済ませるとそのままスライドして御本尊にお参り…といった流れ。
御本尊へお参りしたあとは珍しい毛髪で刺繍した涅槃図や髷を奉納した髷額などのある宝物展の方もみれます。
御本尊の前で別の山伏の格好をしたお坊様に「目は開けたままで結構です。お願い事が叶うようにご祈祷するので、お願い事をどうぞ」と言われ、早速ご祈祷がはじまります。
十一面観音のご真言らしきフレーズがあったな〜というのは頭に残っていますが、お顔を見るのに精一杯!(笑)
お願い事をしている余裕なんてありません(笑)
十一面観音はほっそりとした御姿で、本当に慈悲深いお顔をしてました。
何とも優しいお顔に、ウルッときてしまいました。
ちょっと仏像好きな方には物足りない時間とは思いますが、優しい十一面観音のお顔や御姿を見に行って本当に良かったでした。
長生きして、次の33年に是非ともまたお会いしたいと思います。
この時期は忙しいため、山門前の仮設で書き置きで御朱印をいただけます。
御本尊御開帳というちょっと特別な印も押してあります。
500円お納めしてきました。
【御朱印】青森県 高照神社
岩木山神社にほど近い、御神職さまのいない無人の神社ですが、宝物展が開かれてる時は参道脇の建物の入り口にいる人に言えば貰えます。
私は個人的に思い入れがあり、とっても好きな神社です。
こちらにお祀りされているのは弘前藩の中興の祖。
4代目津軽信政公です。
神社の中に入れて、大きな絵馬を見ることもできます。(ただ、暗いですが。)
拝殿や、本殿脇を通っていくと御廟にも行けます。
初穂料は300円。
名君を祀る。
とも書いていますが、その通りですね。
信政公は吉川神道を学び、亡くなった後は高照神社に祀られて、神様になってからは津軽家の一大事にはお告げ御用と言ってなんでも報告をするという神事が行われ手厚く祀られていました。
今は無人ですが、300年間氏子達に守られてずっと祀られてきました。
(2018年追記 隣に高岡の森弘前藩歴史館が建ち、宝物が全てそちらに移ったため、宝物展は今年から無いと思います。後日授けていただける所が分かれば追記したいと思います。近くの食堂で預かっているような話も聞いたことがあるんですが未確認です)
2018年5/12追記
高照神社の隣に出来た「高岡の森弘前藩歴史館」へ行ってきました。
高照神社にへご挨拶行ったらお賽銭箱に書かれてました。
高照神社の向かいのお店で御朱印貰えるそうです!
いつからこの張り紙あったんだろう…気づかなかっただけ?
是非ともお近くへお越しの際は信政公へご挨拶してみたらいかがでしょうか?