【御朱印】福岡県 櫛田神社
博多総鎮守である櫛田神社に参拝してきました。
こちらはオリジナルの御朱印帳が二〇加煎餅バージョンもあるので有名です。(もちろん二〇加煎餅バージョン頂戴しました!) こちらは天照大御神、大幡主命、須佐之男命と三柱のお祀りしている神社で、御神徳は商売繁盛、不老不死(健康)、厄除などあるそうです。
ここも参拝客が多く、ご祈祷待される方も多いようでした。
御守も可愛く多彩なので選ぶのが楽しかったです。(季節柄、節分用と思われる袋入りの豆が売られていてお土産用に購入しました)
私は水引のお守りがとても可愛かったのでそちらとお土産用に福豆を授けて頂きました。
あと境内には飾り山笠もあり、その大きさにビックリ!
御朱印帳
【御朱印】福岡県 太宰府天満宮
竈門神社を後にして、すぐ近くにある太宰府天満宮へ。
何故か鳥居の前に托鉢のお坊さん様が二人。
え、ここ、天神さんだよね…?え、ここで何故読経…?(しかも一人裸足に草履じゃ無かったので、多分偽物かと)
不思議に思いつつも太鼓橋を渡り…『憧れの太宰府天満宮〜!!!』
が、本当に観光客が多い…!!(しかも韓国からの旅行っぽい人ばかり)
東京の神田明神レベルの人の多さ。
写真に移したくなくても写ってしまう…(´;ω;`)
さて、こちらは言わずとしれた菅原道真公がご鎮座する神社。
全国各地にある天満宮のボス的存在ですね。
菅原道真公は詩歌、漢学などの学問に優れ、菅原是善公(文章博士で帝に学問を教える侍読も務めていた)の三男坊です。
幼名は阿呼(あこ)又は吉祥丸。
五歳で庭の梅の花をみて
『うつくしや紅の色なる梅の花 あこが顔にもつけたくぞある』
と歌うほど頭のいい…(私の五歳の頃は鼻たらして遊んでた記憶しかないぞ)
とにかく真っ直ぐな性格の御仁だったようで、時の右大臣藤原時平の讒言(嘘、偽りなど言って人の悪口を言うこと)により太宰の地へ左遷させられる羽目に。
いつか無実が証明されることをひたすら願いつつ、人を憎まず、天を恨まず、国家の繁栄、皇室の安泰を願い謹慎生活を続けるものの御年五十九歳で天に召されました。
御遺骸を牛車に載せて進んだところ牛が途中で全く動かなくなったので『こらは道真公のご意思であろうから、ここに葬ろう』と御墓所を、その上に社殿を造営したそうです。
つまり、太宰府天満宮は道真公の御墓所ということ。
道真公の祟りとかは今回割愛します。(キリが、ないので)
さて、菅原道真公と言えばこの和歌が有名ですよね。
【東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ】
道真公は阿呼時代にも梅の花を読んでいるほど梅の花が好き。
この歌は2月1日の京都御所出発に際して紅梅殿の梅に別れを惜しんだ歌です。
ちなみに、この梅太宰府天満宮に居ます。
なんと、道真公の慕って京都御所から飛んできた!!!(笑)
と伝えられ【飛梅】と名付けられ本殿の横に寄り添ってます。
【あ~!飛梅さんだ〜!!仲良く寄り添ってる〜!!!】と感動しまくりな私。
こちらでは来年受験の甥っ子に鉛筆を授けてもらい、御朱印を頂戴しました。
御朱印貰うところは授与所とは分かれてました。
私の青葉神社の御朱印帳を見て(連れと色違いの紺色を持っていた)「どちらからきたの?」と言われたので「青森です」と言うと、「え?!?!青森?!?!」と驚かれたり(笑)
そうですよね〜本州最北端の県からはなかなか来ないよね〜
このあとはここから十分くらい登るとある天開稲荷神社へ。
天が開く神社。なんとも縁起のいい名前。
もう、授与所が閉まっている時間だったので参拝だけしてきました。
ここの天開稲荷時間、鈴がおもしろい。
まず、自分の干支の小さい鈴を鳴らしてから奥の大きい鈴を鳴らす方式。
なので、「私はネズミ生まれの人です〜神様〜よろしくお願いします〜!」的な感じでしょうか?
【御朱印】熊本県 出水神社
水前寺公園の中にある細川家の歴代藩主をお祀りする神社です。
出水神社に行くには公園の拝観料が必要になります。
手水舎には細川藤孝(幽斎)公の和歌が掛けられていたりと好きな人にはたまらないスポットです。
こちらでは是非ともやりたかったことをしてきました。
こちらに祀られている細川忠興公と伊達政宗公は仲が良かったそうだったので、青葉神社(御祭神は伊達政宗公)の御朱印帳と出水神社(細川忠興公も御祭神の一柱)の御朱印帳を並べて写真を撮りたい!というミーハーな願望を実現させて来ました(笑)
竹に雀(伊達家家紋)に、九曜紋(細川家家紋)の競演…!
そして、この水前寺公園の中にはあの【古今伝授の間】が……!!!!!!
細川藤孝(幽斎)公は武芸だけで無く文化方面にも大変明るい方でこの時代は唯一の古今伝授の奥義を知る人物。
ざっくり説明すると敗戦しそうだった細川藤孝公に朝廷が『コイツに今死なれたら古今伝授のこと分かるやつ誰も居なくなるからヤバくないか?早く助けないと〜』と動いたそう。
そしてこの部屋で細川藤孝より、八条宮智仁親王へと古今和歌集が伝授の間にて教えられた…という歴史的場所。
古今和歌リアルに凄い。
なんとこの古今伝授の間、中に入ってお抹茶とお菓子を頂けるという…!!!!!
ビックリしすぎてメニュー表を三度見したほど(笑)
外で頂くのと、中で頂くのとではお値段が少々違いますが、ここは迷わず『中で頂きます!!』!!!
庭園を見ながら歴史も感じ、美味しいお茶とお菓子を頂く…なんと雅な…!!!
しかも、ホットカーペットまで敷いてあるという…!(*^^*)(ホッコリ)
お菓子をいただき終わると…「あ!九曜紋!!待って…待って…茶碗にも九曜紋が…!」と、九曜紋づくし。
素敵な庭園を眺めながらお菓子とお抹茶を堪能し、とっても贅沢な時間を過ごさせて頂きました(*^^*)
御朱印帳
【御朱印】熊本県 阿蘇神社
こちらは残念ながら熊本地震によって日本三大楼門の一つが倒壊してしまいました。
こちらは阿蘇氏が代々宮司を勤めていらっしゃる神社です。
そして、かの有名な【大太刀 蛍丸】もあった場所。
阿蘇惟澄氏が逃げる途中に、刃こぼれしている大太刀を立て掛けて夜眠ると、夢の中で大太刀に蛍が群がり刃こぼれを治す…そんな夢を見たそうです。
夢か、と思って愛刀を見るとなんと、刃こぼれが全て夢のように治っていた。
という出来事があったことから蛍にちなんで【蛍丸】と号をつけられたそう。
ちなみにこの蛍丸は現在行方不明です。
敗戦後、GHQの刀狩りにより他の御刀と一緒に折られて、ガソリンで焼かれた上海に捨てられたと言われています。
が、GHQから逃れるため密かに持ち出されて難を逃れたものの現在行方不明という説とあります。
ですが、クラウドファンディングによる有志の方の援助により昨年写しが奉納されました。
いつか、燭台切光忠のように焼け身でもいいので本歌の蛍丸が見つかる事を願うばかりです。
さて、今は再建中なので楼門を見ることは叶わないですが、御朱印帳に楼門が描かれています。
こちらは私が友人にリクエストしたところ、【私も行きたい】と賛同してくれたので叶った参拝でした。
私が刀剣好きになったキッカケが【蛍丸】という存在です。
そうでなければここに来ることも、知ることもない神社だったことでしょう。
そんな感謝を込めて参拝させて頂きました。
とても心に残る参拝でした。
帰りは清酒蛍丸を購入予定でしたが確実に買える酒屋さんがこれから行く道とは少し離れたところだったので購入できず…。
代わりに道の駅で蛍丸サイダーを購入。
とてもキレイな蛍の光色でした。
御朱印帳
【御朱印】福岡県 宗像大社
こちらは宗像三女神が御祭神。
宗像三女神(タゴリヒメノカミ、タギツヒメノカミ、イチキシマヒメノカミ)は天照皇大神の御子神で、天照皇大神から【貴方達三女神は、大陸との要衝である玄界灘に降臨し、歴代天皇を守護せよ。】と神勅を受け、宗像の地に降臨されました。
そして、宗像三女神は国家の守護神として沖ノ鳥島の沖津宮、大島の中津宮、九州本土の辺津宮とそれぞれ鎮まりました。
こちらは辺津宮なのでイチキシマヒメノカミのお宮になります。
こちらにもタギツヒメノカミとタギツヒメノカミも参拝できるように第二宮、第三宮もあり、宗像三女神を宗像大社で一気に参拝できます。
沖ノ鳥島自体はは女人禁制で有名です。今でも掟を守り、神職の方が10日交代で365日島で日々祭祀をお一人で行っているそう。
小さい島と言えど一人で孤島にお勤めとは…頭が下がります。
大島は逆に船で訪れる事ができます。
なんでも七夕発祥の地と言われているそう。
柄杓が無いことに驚きを隠せなかったお手水舎。
イチキシマヒメノカミの拝殿。
こちらは交通安全の御神徳があるので交通安全の御守を頂戴しました。
御朱印帳
世界遺産なの参拝ついでに御朱印帳も。色は濃い青のものと二種類ありました。
御朱印、御朱印帳はは駐車場に建っている建物の中でいただけます(*^^*)
【御朱印】福岡県 香椎宮
筥崎宮のあとは世界遺産の宗像大社へ行く予定でしたが、レンタカーを走らせていると【香椎】という住所が出てきたので、「え、香椎宮近い?え、行く?香椎造見ちゃう?」(計画の段階で時間とルートの状況で行くかどうか迷っていた)と、行きあたりばったりで(ただ、福岡の車線変更は度胸と運が無いと難しかったです。さすが修羅の国…(´;ω;`))
香椎宮へ参拝決定。
こちらの本殿は珍しい香椎造という独特なもので重文(国指定重要文化財)に指定されてます。
拝殿へ行く道に御神木の【綾杉】があります。
ここでも神功皇后が綾杉の下に物を埋めてます。(筥崎宮の筥松の下には応神天皇の胞衣が埋まってます)
ここに埋まっているのは三韓より帰還された時に【剣、鉾、杖】の3つの宝を埋め「永遠に本朝を鎮護すべし」と祈りを込めて、鎧の袖に挿してあった杉の枝を植えたものが成長して今の姿になったそうです。
なんて言うか…本当に神功皇后って烈婦だなぁ、と。身重で三韓征伐に乗り出すとか…とにかく凄い。
綾杉の脇を通りすぎると拝殿まではもう少し。
拝殿は朱色が美しい。
という印象。
祈祷が終わった後らしく、ご神職さん達が後片付けを忙しそうにされてました。
参拝して御朱印を貰おうと授与所に行くと祓塩があったので、お清めの塩を買ってきて〜といつも言われる友人にお土産として購入。ついでに自分の分もと思ったのですが…
いや、この塩デカイ。
でかいぞ!!!塩!!!!!
でも初穂料200円とかなりリーズナブル!!
ご配神に禊祓えの住吉大神がいるからか、とても塩が大盤振る舞いなのかな…?
ちょっと帰りのスーツケースの幅を少し取ったけど(笑)
【御朱印】福岡県 筥崎宮
福岡空港に降り立ち、レンタカーを受け取って最初に向かった所は私がリクエストした福岡にある日本三大八幡宮の【筥崎宮】。 某スピリチュアルブロガーさんが絶対の信頼を寄せている、とても力の強い神様がいらっしゃる神社です。
とにかく参拝客が多いのと楼門が立派。
応神天皇がお生まれになったときの胞衣が下に埋まっているの御神木の筥松や、パワースポットとして有名な湧出石など見どころが盛りだくさん。
なかでも特に目を引くのは楼門の額。
【敵国降伏】との何とも勇まし過ぎる文字。
が、意味は至って平和的。
我が国の徳の高さを知って敵国が自ら膝を折り統一するという意味だそうで、平和を愛する神社です。
こちらの御朱印帳があまりにも素敵なのでお一つ授けて頂こうと意気揚々と参拝しました。
何とも神聖な空気の漂う神社です。
出来るなら早朝の澄んだ空気の中参拝したい…福岡に行くことがあれば特にオススメしたい神社です(^^)
御朱印帳