お散歩日和

中の人は引きこもりがち。が、御朱印集めと古美術鑑賞に目覚めてお出かけするように。只今、神社仏閣探訪記録をゆっくり更新中です。

【御首題】東京都 題経寺

柴又帝釈天、と言えばピン!と来る方が多いでしょう。

柴又といえば、私は「寅さん」「帝釈天」と思い浮かびます。

 

来ました、柴又帝釈天のある題経寺へ!

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こちらは日蓮宗のお寺になります。

なので、山門を抜けると早速お題目の書かれた柱が。

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中に上がらせて貰ってお題目を三回唱え、こちらでは御首題を頂戴しました。

御首題を書いてもらっていると有り難くも読経が始まりました。

 

こちらはオリジナルの御朱印帳もありますが、今回は御首題を頂戴したので、購入なし。

(素敵な御朱印帳なので迷ったんですが…)

 

こちらのお寺は彫刻とお庭が素敵なので是非ともご覧くださいね!(別途拝観料かかります)

 

彫刻の方は写真は撮らなかったのですが、お庭はこんな感じです。

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大きなお寺は参道のお店が楽しいですよね。

こちらも飴屋さんやおせんべい屋さん、お団子屋さんなど沢山あるのでお腹を空かせて行くのがいいかも…(笑)

 

御首題

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お庭をバックに記念撮影してみました。

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【御朱印】福岡県 光雲神社

博物館の後で疲れきってタクシー使用して参拝しました。

(目当ては毎年1月に限定公開される圧し切り長谷部を観に行ったものの、自分の順番来るまで一時間近く待ったんです)

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こんな感じ行列が長く出来ていました。

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こちらが国宝の圧し切り長谷部。織田信長黒田如水へと下げ渡した黒田家の宝刀です。

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隣には天下三名槍日本号が。

 

 

このあと乗った個人タクシーの運転手さんがとてもとてもいい人で、「このあとはどうするの?待ってようか?時間気にせず、ゆっくり参拝してきてもいいよ」と(私達が息も絶え絶えなのを)心配してくれたのでお言葉に甘えて待ってもらい、ゆっくり参拝しました。
長い石段もあったのですが、上の駐車場までスイーっと行ってくれたので登らなくてすみました。

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こちらは福岡藩の藩祖黒田如水と初代藩主黒田長政親子を祀る光雲(てるも)神社。

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この神社、お賽銭入れるととっても面白いです。
私は知らずに参拝しのですが、前の方がお賽銭を入れたら何の鳴声が!!!

「何?!ナニが?!?!」と驚くと連れが「お賽銭入れると鶴の鳴き声するんだよ」と教えてくれました。(地元民でもないのに何で知ってるのか謎)
でも私達は鶴に馴染みがない!(笑)

北国の人だと大体白鳥の鳴き声だと言えば感じがつかめるかと。

そして、御朱印を頂戴したかったのですが…ご神職がお一人でてんやわんやしてまして…(そんなに沢山参拝客がいる訳でも無かったのですが、ご祈祷待ちの方もいて忙しそうにしてました。)
「ちょっとこの感じに御朱印頼めないね…ご遠慮しようか。御守だけ頂こう」と話し合い、御守だけお願いしました。
神職さんに聞くと、本来二人で回しているそうなんですが、あいにくこの日はお一人お休みになったそうで…残念だけど仕方ない、というか、来年圧し切りが展示されるころにまた来よう!

 

さてさて、ここの神社はおみくじが激安。
今までは一番安かったのが、50円だったのですが、それを上回る30円でした。

内容は「人生はこんなもんだと思えば楽だよ(意訳)」というなんとも今の私にピンポイントなお言葉でした。
(おみくじはごくごく普通の一般的なおみくじでした!)

 

ちなみにここの狛犬は必見です!
タクシーの運転手さんが「ここの狛犬は普通とは違う方向見ているから見てみて」と言われたので確かめてみたら本当に明後日の方向を向いてます。なんでも昔のお城の方向を見ているみたいな?話でした。

 

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あっち向いて…

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ホイ!

 

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カッコイイお守りを授けて貰いました!

 

 

 

追記

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リベンジしにまいりました!光雲神社!


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今回はバッチリ御朱印を授けて頂きました。

御朱印
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御朱印
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今回はこの侍展にあわせて福岡へ。

全部見たい!と言うことで前期と後期を楽しめる日程で回ってきました。

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私が本でみて心奪われた重要文化財の牡丹造梅花鮫鞘腰刀拵も展示されておりました。(京都国立博物館蔵)

知らなかったのでビックリ!👀!!

本物を見ることが出来てとても嬉しかったです。

 

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帰る間際に思い出づくりに…とレプリカの鎧の隣で某流派の居合の構えである趺踞(ふきょ)の姿勢で主従的な写真をパシャリ。受付のお姉さん達には「何やってるの??この人…??😦」と変な顔をされました。(致し方なし)

 

【御朱印】福岡県 住吉神社

福岡旅行最終日。
まずはホテルから近い住吉神社へ。

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なんとここで結婚式に遭遇…!! なんとありがたい…(。-人-。)

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ここでは、敷地内で八社巡りも可能。全てで九社分の御朱印を貰うことも可能。(住吉神社以外は〇〇神社と印刷した紙に判子を押したもの)

 

ここでは御祭神にちなんだ【星守り】がツイッターで紹介されていたのを見て、あまりの可愛さに一体授けてもらいました!

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お守りは授与所で、御朱印社務所で、という感じで分かれてました。

 

御朱印

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【御朱印】福岡県 櫛田神社

博多総鎮守である櫛田神社に参拝してきました。

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こちらはオリジナルの御朱印帳が二〇加煎餅バージョンもあるので有名です。(もちろん二〇加煎餅バージョン頂戴しました!) こちらは天照大御神、大幡主命、須佐之男命と三柱のお祀りしている神社で、御神徳は商売繁盛、不老不死(健康)、厄除などあるそうです。

ここも参拝客が多く、ご祈祷待される方も多いようでした。
御守も可愛く多彩なので選ぶのが楽しかったです。(季節柄、節分用と思われる袋入りの豆が売られていてお土産用に購入しました)

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私は水引のお守りがとても可愛かったのでそちらとお土産用に福豆を授けて頂きました。

 

 

あと境内には飾り山笠もあり、その大きさにビックリ!

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御朱印

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御朱印

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櫛田神社オリジナルの二〇加煎餅の御朱印帳です。インパクトが凄いですよね(*^^*)

【御朱印】福岡県 太宰府天満宮

竈門神社を後にして、すぐ近くにある太宰府天満宮へ。
何故か鳥居の前に托鉢のお坊さん様が二人。
え、ここ、天神さんだよね…?え、ここで何故読経…?(しかも一人裸足に草履じゃ無かったので、多分偽物かと)

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不思議に思いつつも太鼓橋を渡り…『憧れの太宰府天満宮〜!!!』
が、本当に観光客が多い…!!(しかも韓国からの旅行っぽい人ばかり)
東京の神田明神レベルの人の多さ。
写真に移したくなくても写ってしまう…(´;ω;`)

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さて、こちらは言わずとしれた菅原道真公がご鎮座する神社。
全国各地にある天満宮のボス的存在ですね。

菅原道真公は詩歌、漢学などの学問に優れ、菅原是善公(文章博士で帝に学問を教える侍読も務めていた)の三男坊です。
幼名は阿呼(あこ)又は吉祥丸。
五歳で庭の梅の花をみて
『うつくしや紅の色なる梅の花 あこが顔にもつけたくぞある』
と歌うほど頭のいい…(私の五歳の頃は鼻たらして遊んでた記憶しかないぞ)

とにかく真っ直ぐな性格の御仁だったようで、時の右大臣藤原時平の讒言(嘘、偽りなど言って人の悪口を言うこと)により太宰の地へ左遷させられる羽目に。

いつか無実が証明されることをひたすら願いつつ、人を憎まず、天を恨まず、国家の繁栄、皇室の安泰を願い謹慎生活を続けるものの御年五十九歳で天に召されました。

御遺骸を牛車に載せて進んだところ牛が途中で全く動かなくなったので『こらは道真公のご意思であろうから、ここに葬ろう』と御墓所を、その上に社殿を造営したそうです。
つまり、太宰府天満宮は道真公の御墓所ということ。

道真公の祟りとかは今回割愛します。(キリが、ないので)


さて、菅原道真公と言えばこの和歌が有名ですよね。

【東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ】

道真公は阿呼時代にも梅の花を読んでいるほど梅の花が好き。
この歌は2月1日の京都御所出発に際して紅梅殿の梅に別れを惜しんだ歌です。

ちなみに、この梅太宰府天満宮に居ます。
なんと、道真公の慕って京都御所から飛んできた!!!(笑)
と伝えられ【飛梅】と名付けられ本殿の横に寄り添ってます。

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【あ~!飛梅さんだ〜!!仲良く寄り添ってる〜!!!】と感動しまくりな私。


こちらでは来年受験の甥っ子に鉛筆を授けてもらい、御朱印を頂戴しました。

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御朱印貰うところは授与所とは分かれてました。
私の青葉神社御朱印帳を見て(連れと色違いの紺色を持っていた)「どちらからきたの?」と言われたので「青森です」と言うと、「え?!?!青森?!?!」と驚かれたり(笑)
そうですよね〜本州最北端の県からはなかなか来ないよね〜

 

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このあとはここから十分くらい登るとある天開稲荷神社へ。
天が開く神社。なんとも縁起のいい名前。
もう、授与所が閉まっている時間だったので参拝だけしてきました。
ここの天開稲荷時間、鈴がおもしろい。

まず、自分の干支の小さい鈴を鳴らしてから奥の大きい鈴を鳴らす方式。

なので、「私はネズミ生まれの人です〜神様〜よろしくお願いします〜!」的な感じでしょうか?

 

 

御朱印

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【御朱印】熊本県 出水神社

水前寺公園の中にある細川家の歴代藩主をお祀りする神社です。

出水神社に行くには公園の拝観料が必要になります。

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手水舎には細川藤孝(幽斎)公の和歌が掛けられていたりと好きな人にはたまらないスポットです。

 

こちらでは是非ともやりたかったことをしてきました。

 

こちらに祀られている細川忠興公と伊達政宗公は仲が良かったそうだったので、青葉神社(御祭神は伊達政宗公)の御朱印帳と出水神社(細川忠興公も御祭神の一柱)の御朱印帳を並べて写真を撮りたい!というミーハーな願望を実現させて来ました(笑)

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竹に雀(伊達家家紋)に、九曜紋(細川家家紋)の競演…!

 

そして、この水前寺公園の中にはあの【古今伝授の間】が……!!!!!!

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細川藤孝(幽斎)公は武芸だけで無く文化方面にも大変明るい方でこの時代は唯一の古今伝授の奥義を知る人物。

ざっくり説明すると敗戦しそうだった細川藤孝公に朝廷が『コイツに今死なれたら古今伝授のこと分かるやつ誰も居なくなるからヤバくないか?早く助けないと〜』と動いたそう。

そしてこの部屋で細川藤孝より、八条宮智仁親王へと古今和歌集が伝授の間にて教えられた…という歴史的場所。

 

古今和歌リアルに凄い。

 

 

 

なんとこの古今伝授の間、中に入ってお抹茶とお菓子を頂けるという…!!!!!

 

ビックリしすぎてメニュー表を三度見したほど(笑)

外で頂くのと、中で頂くのとではお値段が少々違いますが、ここは迷わず『中で頂きます!!』!!!

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庭園を見ながら歴史も感じ、美味しいお茶とお菓子を頂く…なんと雅な…!!!

 

しかも、ホットカーペットまで敷いてあるという…!(*^^*)(ホッコリ)

 

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お菓子をいただき終わると…「あ!九曜紋!!待って…待って…茶碗にも九曜紋が…!」と、九曜紋づくし。

 

素敵な庭園を眺めながらお菓子とお抹茶を堪能し、とっても贅沢な時間を過ごさせて頂きました(*^^*)

 

 

御朱印

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御朱印

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【御朱印】熊本県 阿蘇神社

肥後一の宮である阿蘇神社です。

こちらは残念ながら熊本地震によって日本三大楼門の一つが倒壊してしまいました。

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こちらは阿蘇氏が代々宮司を勤めていらっしゃる神社です。
そして、かの有名な【大太刀 蛍丸】もあった場所。

 

阿蘇惟澄氏が逃げる途中に、刃こぼれしている大太刀を立て掛けて夜眠ると、夢の中で大太刀に蛍が群がり刃こぼれを治す…そんな夢を見たそうです。

夢か、と思って愛刀を見るとなんと、刃こぼれが全て夢のように治っていた。

という出来事があったことから蛍にちなんで【蛍丸】と号をつけられたそう。

ちなみにこの蛍丸は現在行方不明です。
敗戦後、GHQの刀狩りにより他の御刀と一緒に折られて、ガソリンで焼かれた上海に捨てられたと言われています。
が、GHQから逃れるため密かに持ち出されて難を逃れたものの現在行方不明という説とあります。

ですが、クラウドファンディングによる有志の方の援助により昨年写しが奉納されました。

いつか、燭台切光忠のように焼け身でもいいので本歌の蛍丸が見つかる事を願うばかりです。

さて、今は再建中なので楼門を見ることは叶わないですが、御朱印帳に楼門が描かれています。

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こちらは私が友人にリクエストしたところ、【私も行きたい】と賛同してくれたので叶った参拝でした。
私が刀剣好きになったキッカケが【蛍丸】という存在です。
そうでなければここに来ることも、知ることもない神社だったことでしょう。
そんな感謝を込めて参拝させて頂きました。

とても心に残る参拝でした。

帰りは清酒蛍丸を購入予定でしたが確実に買える酒屋さんがこれから行く道とは少し離れたところだったので購入できず…。
代わりに道の駅で蛍丸サイダーを購入。
とてもキレイな蛍の光色でした。

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御朱印

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御朱印

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