【刀剣】致道博物館
鶴岡市にある、酒井家縁の博物館で、短刀の名工として有名な粟田口吉光の作、名物 信濃藤四郎が展示されているのに合わせて行って来ました。
致道博物館に隣接している「しるけっちゃーの」というお店で藤四郎膳を頂いてから
致道博物館へ。
今回は「見どころ学べる!目で観る刀の教科書」という企画で、日本刀剣博物技術研究財団のコレクションを展示してくれてます。
虫眼鏡で刀の錵や匂を見やすくしてくれていたり、差し裏に鏡を置いて普段は見られない裏の銘を見せてくれたので貴重な体験でした。
なんと言ってもやはりお気に入りは
信濃藤四郎
この日は人から少なく、独り占めできたのでゆっくり観ることが出来ました。
もう、すごい。
の一言。
今まで見たどの御刀とも違うんです。
粟田口吉光は初めてだったので他の吉光の御刀もそうなのかな、と思ったら以前五虎退を観た友人曰く、やはり信濃藤四郎は「違う」という事でした。
吉光の御刀の中でも特に美しいとされている意味が分かりました。
姿が凜としていて、正確に定規でスッパリと切り出したような感じでした。
多分、何言ってんだコイツ?
って思うかも知れないんですが、それが吉光の感想で、他の御刀との大きな違いでした。
友人に同じようなことを言ったのですが、自分でもビックリしたするような語彙力の無さに、「ねぇ、伝わるかな?伝ってるかな?」と聞くと、「言いたいことは理解した。分かる…分かるよ!」
と、分かりあえました(笑)
ゆっくり観て回ったあとはお茶を頂きに。
どなたもいらっしゃらなかったので、奥にある個室の茶室に入れて頂きました。
どなたかいらっしゃると入れない特別な茶室に入れて良かった〜ε-(´∀`*)ホッ
なんと、お抹茶を飲み干すと酒井家家紋のカタバミが。
なんて、細かいおもてなしの心遣い…!(感動)
贅沢な時間を致道博物館で過ごしました(*^^*)